四季折々の美しさを持ち、人と自然の調和を保ち続けてきた青森県は、太宰治の名作「津軽」をはじめ、本県出身およびゆかりの作家たちに、数えきれないほど作品の舞台を提供してきました。
 また、豊かな自然にめぐまれた本州北端の地に多くの作家が訪れ、その独特の風土に魅せられました。
 本展は県内外の作家たちが、私たちの郷土青森県をどうとらえ、どう語ってきたかを追い、全国屈指の文学県といわれる本県の魅力に迫るものです。


平成15年4月25日(金)〜6月22日(日)


 
会場/青森県近代文学館(県立図書館2階)

    〒030-0184 青森市荒川字藤戸119-7
    п@017-739-2575
 
 開館時間/午前9時〜午後5時

 休館日/月曜日及び5月23日(木)
 

 入
場無料

関東、関西の人たちは、津軽と言へばすぐに林檎を思ひ出し、さうしてこの扁柏林に就いては、あまり知らないやうに見受けられる。青森県といふ名もそこから起つたのではないかと思はれるほど、津軽の山々には樹木が枝々をからませ合つて冬もなほ青く繁つてゐる。
                       
                       太宰治「津軽」より





  

太宰治『津軽』 
昭和19年11月 小山書店刊
井上靖『海峡』 
昭和33年9月 角川書店刊
五木寛之『風の幻郷へ』 
平成6年11月 東京書籍刊
司馬遼太郎
『街道をゆく42 北のまほろば』 平成7年11月 朝日新聞社刊





石坂洋次郎文学碑(弘前市りんご公園)


物は乏しいが空は青く雪は白く、林檎は赤く、女達は美しい國、それが津軽だ。私の日はそこで過され、私の夢はそこで育くまれた。

昭和四十九年九月 石坂洋次郎