青森県近代文学館
The Museum of Modern Aomori Literature


開催にあたって

 1909年弘前市和徳町に生まれた菊岡久利は、今年生誕100年を迎えました。
 早熟な少年時代は、詩作とアナキズム運動に没頭しましたが、文学の師、横光利一との出会いを契機に菊岡久利は小説家を志します。横光に「菊岡久利」という名前を与えられ、昭和11年、処女詩集『貧時交』を上梓しました。その後、戯曲、小説と文学活動の範囲を広めていきます。
 戦後はラジオ東京に依拠し、放送脚本や自作詩の朗読など、マスメディアと関係する一方で、個人的な雑誌をさまざま発行して、言論の場を確保します。
 また後年、墨画を自己表現の手段とし個展を開催したり、棟方志功と二人展を行ったり、墨の会を結成して、グループ展を開催しました。
 本展は、このように幅広い活動を展開した菊岡久利の世界をつぶさに紹介することを目的に開催するものです。
 終わりに、展覧会開催にあたり、貴重な資料を提供いただいた木ノンコ氏をはじめ関係各位に、厚くお礼申し上げます。

平成21年10月10日(土)〜11月23日(月)
青森県近代文学館 企画展示室
〒030-0184 青森市荒川字藤戸119-7
入場無料
開館時間/午前9時〜午後5時
休館日/10月22日(木)
主催/青森県近代文学館

イベント情報
[PDF]父の思い出を語る時
[PDF]詩人・菊岡久利
[PDF]劇作家・菊岡久利
[PDF]小説家・菊岡久利
[PDF]画人・菊岡久利
[PDF]菊岡久利・略年譜
[PDF]菊岡久利・ジャンル別著作目録
「菊岡久利の世界」主な出品資料図版
[PDF]「菊岡久利の世界」出品目録
会場風景
詩人菊岡久利の誕生
名品コーナーで紹介されている資料:  Vol.116 『哲學の反動と哲學抹殺』  Vol.120 『貧時交』  Vol.104 『怖るべき子供たち』 
Vol.100 原稿「私の処女作について」 Vol.68 短冊「師横光利一 嗚呼薨去す 光、影、柩車ゆく 久利」 
Vol.108 詩誌「日本詩人」第5巻第2號  Vol.24 色紙「りんご」原稿「リンゴ」