青森県近代文学館
The Museum of Modern Aomori Literature


開催にあたって

 平成18年10月7日は、石坂洋次郎の20回目の命日にあたります。本展はこの節目の年に、『石中先生行状記』『マヨンの煙』を中心として、多くの読者に愛された石坂文学の魅力をあらためて紹介するものです。
 『石中先生行状記』は、石坂が津軽を舞台に、郷里の人々の素朴な生活や少年時代の回想などを暖かいユーモアをもって描き、映画化もされた人気作品です。「石中先生」の友人、「中村君」のモデルとなった中原春雄氏旧蔵の資料を中心に、あらためて『石中先生行状記』の魅力を紹介します。
 また、『マヨンの煙』は、太平洋戦争中、石坂がルソン島・マニラに派遣された経験を綴った従軍記です。昭和18年「主婦之友」に連載、やがて中断されましたが、昭和52年、残った草稿を含め約35年の時を経て活字化されました。現存する草稿をはじめとして、石坂の従軍体験に関連する資料を展示公開します。
 石坂にとって特別な存在であるこの二作品を通して、新たな側面から石坂文学を見直していただければ幸いです。

[PDF]展覧会ちらし   展示資料一覧
[PDF]パネル解説 (1) (2)
舘田勝弘「『マヨンの煙』の魅力 ―戦時中の原稿そして最後の作品―」
中原令子「父・中原春雄と石坂洋次郎」
[PDF]佐々木朋子「マヨンの煙」(東奥日報平成18年11月8日朝刊)
[PDF]佐々木朋子「石中先生行状記」(東奥日報平成18年11月9日朝刊)
日曜講座開催のお知らせ 終了しました

平成18年10月6日(金)〜平成18年11月19日(日)
青森県近代文学館 企画展示室
〒030-0184 青森市荒川字藤戸119-7
入場無料
開館時間/午前9時〜午後5時(10月6日は午前10時30分開館)
休館日/10月26日(木)(木)
主催/青森県近代文学館