会 期:2008年7月12日(土)−9月7日(日)
主 催:青森県近代文学館
我が国近代詩の夜明けを告げる『新体詩抄』(明治15年)刊行からおよそ15年、明治30年代の中央詩壇は北村透谷、島崎藤村らが活躍する浪漫主義の高揚期を迎えていました。この頃新体詩を書きはじめた本県の大塚甲山は、文芸誌「新小説」等に農民詩・反戦詩を発表。島崎藤村の影響を受けた秋田雨雀、鳴海要吉は、それぞれ詩集『黎明』、『乳涙集』を刊行しました。大正期に入り、詩集『太陽の子』(大正3年)を刊行して口語自由詩を開拓した福士幸次郎は、一戸謙三、高木恭造ら郷里の若い詩人たちに影響を与え、本県初の詩の結社パストラル詩社(大正8年)や方言詩集『まるめろ』(昭和6年)などに結実させました。その後も、本県からは菊岡久利、村次郎をはじめ多彩な詩人、詩集、詩誌が生まれていきます。
本展は、これら青森県の近代詩のあゆみを概観するものです。
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