建部綾足李用雲竹譜 全一巻
明和八年(一七七一年)刊
吉野屋為八
27.4 x 18.5cm
青森県立図書館蔵本書は墨竹画に定評のあった清代の画家李用雲の竹図を綾足が模写したものである。李用雲は享保一〇(一七二五)年頃、長崎に渡来していたらしいが詳細は不明。綾足自身「漢画指南」の中で、李用雲よりも優れた墨竹画は未だ見たことがない、とその墨竹画を称揚している。
本画譜には二三の画題による墨竹図が収められているが、図書館蔵の本書は、「金ひょう(風偏に炎)かつ(手偏に戞)玉」と「移竹半凋」の二題の図が欠落している落丁本である。また図書館は菱屋孫兵衛版も所蔵している。初版本は京都書林銭屋七郎兵衛、梅村宗五郎が版元である。
綾足は図書館所蔵の六曲一双屏風「四季竹図」に見られるように、墨竹を最も得意としている。なお画号の寒葉齋の寒葉とは枯葉の意。
青森県立図書館蔵『李用雲竹譜』
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