たけべ あやたり
(1719−1774)は弘前藩の家老の次男として亨保四年に生まれた。故あって二十歳のとき弘前を出奔、二度と故郷に戻ることはない。武士を捨て、一時期、禅門に入るなど風雅の道を志し、その活動は俳人、読物作家、画人、歌人、随筆家、国学者、片歌の唱道者等多岐にわたり、いずれの分野でもユニークな才能を発揮している。その奇才とも異才ともいえる本県文人のパイオニア寒葉斎(画号)建部綾足の全体像をとらえることは困難だが、今回の近代文学館での展示では、県立図書館所蔵の作品を中心に、画人としての綾足に焦点をあてて紹介する。


◇主な出品作◇

 「四季竹図」屏風 六曲一双(前期 222日まで)
 ・「海錯図」屏風 六曲一双  安永元年頃 (1772) (後期 224 日から)
 ・「残菊」軸
 ・「霜竹」軸
 ・「寒葉斎画譜」画譜  宝暦12 (1762)
 ・「李用雲竹譜」画譜  明和8年 (1771)
 ・「孟喬和漢雑画」画譜  安永元年 (1772)
 ・「建氏画苑」画譜  安永4年 (1775)
 ・「漢画指南」画譜  安永8年 (1779)
 ・「俳諧源氏」稿本   寛延2年 (1749)
 ・「紀行」自筆稿本  宝暦8年頃 (1758)

プロフィルと出品目録  ・略年譜

会期:2006.1.20-3.26
会場:企画展示室
主催:青森県近代文学館 

青森県近代文学館

特別展示  寒葉斎 建部綾足