青森県近代文学館
The Museum of Modern Aomori Literature



平成19年度 調査員報告

   

野沢省悟 調査報告

調査対象岩淵 黙人 いわぶち もくじん
プロフィル川柳作家。昭和26年川柳入門。地元弘前を中心に活躍し、後人の育成に努める。
生没年1931(昭和6)年9月29日-
主な作品百句集『風のくぎり』(平成5年刊)自画像句集『栄螺も踵も』(平成17年刊)川柳句集『愉快に、皺』(平成20年刊)
青森との関わり弘前市に生まれ、地元印刷会社に勤務す。
作家解説   昭和6年9月29日弘前市に生まれる、本名巌。昭和23年和徳中学校卒。卒業後地元弘前の印刷会社3社に入社。最後の(有)小野印刷に定年まで勤める。
  昭和26年肺浸潤のため療養生活に入り、そのときNHKのラジオ放送で川柳を知り、川柳入門。その後弘前川柳社、青森県川柳社の同人となり活躍。弘前川柳社の「林檎大賞」、青森県川柳社の「年度賞(二回)」「不浪人賞(二回)」「蝶五郎賞」等多数受賞。また全国的結社である川柳路吟社でも同人として活躍。現在川柳塔みちのく吟社同人、弘前川柳社常任委員、青森県川柳社理事として後人の育成に尽力している。
(以上、平成20年9月現在)
 
関連資料『風のくぎり』

図書、1993(平成5)年7月、縦210o×横147o、40ページ

著者の第1句集。「川柳塔みちのく句集」の第8集として刊行。著者の柳歴40年に及ぶ作品の中から百句を厳選した句集である。
『栄螺も踵も』

図書、2005(平成17)年11月、縦182o×横128o、108ページ

著者の第2句集。川柳誌『ねぶた/栄螺』・『路/踵』に15年間にわたって連作した句から抽出した240句である。
『愉快に、皺』

図書、2008(平成20)年9月、縦210o×横148o、182ページ

著者の第3句集。書き留めた句作ノートから、合同句集、著者句集等に掲載した以外の句から厳選した、川柳歴の集大成である。